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さくらが遺した物

家のあちらこちらにはさくらが使わずに遺した物が多々あります。


私の頭の中には、さくらは春が来るまで生きていてくれると思っていたので、買い置きした物がいっぱいありました。


フードやさくらが使っていたアレルギー用の布団、ペットシーツ等は姉に上げたり、ペットの保護団体に寄付したりしましたが、全部処分した訳ではなく、まだ少しずつ残っていたのです。


心のどこかに、いつかまた新しくワンコを飼う余裕が出来たら・・・などという思いがあったからかもしれません。


それらをやっと処分する気になって来ました。


部屋の隅に隠しておいた(?)ペットシーツを兄のワンコに上げて来ました。


未使用の首輪や鎖、ペット用のウエットティッシュ、1度も使わなかった抱っこ用のバッグ、散歩の時の水飲みグッズ、ワンコ服・・・上げるのが惜しかった訳ではありません。


もしかしたら、もしかしたら、また可愛いワンコを飼いたいと思う気持ちが、もう飼えないという気持ちと闘っていたからです。


この頃 ふとした時にさくらの晩年の姿が甦って来て切なくなります。


老衰と診断されていましたが、元気だった頃の体重の半分以下になってしまい、抱っこするたびにその軽さが伝わって来ました。


同じ16歳で亡くなったとしても、さくらのように衰弱して亡くなる子ばかりではない事を、他の方のブログで知りました。


私は飼い主として失格だったのではないかと責める気持ちが消えずにいます。


「自然死」のように枯れて行く最期を迎えさせてしまった事に、申し訳ない気持ちが溢れて来るのです。


さくらには可哀想な事をしてしまいました。


今でも思い出すのは、さくらが家に来たばかりの冬の日、玄関の外に座って日向ぼっこをしていた時の光景です。


ボールを投げると追い掛けて、咥えて私の所に持って来てくれました。


可愛くて、愛しくて、抱っこして一緒に日向ぼっこをしていたら、元夫が突然家に立ち寄って、「まるでオモチャだな」と声を掛けました。


何を言われようと、さくらといる事がとても幸せだと感じたあの頃、時計の針が戻るならあの時に戻して欲しい。


平穏な日々が消えた時、さくらは私が投げたボールを持って来なくなりました。


さくらが小さかった頃の思い出が今頃になって甦り、心が痛くなって来るのです。





























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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

小さな支援


今日「えんぜるはうす」のブログを覗いたら、先日会った柴犬ワンコが載っていました。


名前はコロスケ君(9歳)、ひとり暮らしの高齢者の方が飼っていましたが、夜鳴きをするようになり、ご近所から苦情が来て、困り果てた飼い主さんが民生委員の方に相談して保護されたそうです。


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家の中にあった古いバスタオルやフェイスタオル、ゴミ袋やドッグフードを箱に詰めました。


大きなダンボールに詰め込んだので、なかなかいっぱいになりません。


隙間はプチプチのエアークッションで埋め、思った以上に重かったので、娘に頼んでヤマト運輸の営業所まで運んでもらい、今日発送しました。


ドッグフードも8キロの大袋をド~ンと送りたかったのですが、諸事情の為、小さめサイズを選びました。


ほんの小さな支援しか出来ませんが、ドッグホームで暮らすペット達が幸せに暮らせるよう祈る事にします。


今まで一緒に暮らしていた飼い主さんと別れる事になって、一番寂しい思いをしているのは保護されたペット達だと思います。


ブログを読みながら、自分が高齢になった時、ペットを飼い続ける事が出来るのか、自分が飼えなくなった時、引き取ってくれる家族がいるのかどうか・・・ちゃんと考えなければならないと思います。


えんぜるはうすに引き取られるペット達の年齢と、飼えなくなった高齢者の年を見て、「う~ん?」と思った私です。



明日は県立病院の予約日です。


肺動脈塞栓術の手術をするかどうかの返事をします。


いろいろ考えても結論が出なかったのと、喀血しなくなるかもという期待を込めて、同意書にサインしました。


人生はケセラセラ、どうにかなるさ!・・・ですね。

















テーマ : 心のつぶやき
ジャンル : 心と身体

2ヶ月


さくらがいなくなってから2ヶ月が過ぎました。


その間にさくらが使わなかったドッグフードやペットシーツ、塗り薬やくっ付く包帯やシャンプーやアレルギー用の布団など、使ってくれそうな方達に差し上げました。


それでも辺りを見回すと、さくらの物が細々と出て来ます。


どうしても処分出来ない物の一つに、コレがあります。


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さくらが11歳になる直前まで、昼間過ごしていた犬小屋です。


思い出がいっぱい詰まっています。



この頃 何か変だなあ・・・と思うのは、さくらがいない生活に慣れていない事に気付きました。


何かが足りない、何か欠けている・・・。


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毎日 さくらに話し掛ける様にそばに置いていた小さなぬいぐるみ、「さくらはもういない」のだと写真立ての横に移動しました。


この空虚感、周りはもう一度犬を飼うように勧めてくれます。



昨日は兄夫婦がペットショップに連れて行ってくれましたが、どのワンコも20万円や30万円を超える高嶺の花ばかり・・・とても今の私には手が届きません。


10万円台のミックス犬の手を握って癒してもらいました。


まださくらの代わりになるワンコを飼うのはいろんな意味で余裕がない私にとって、「高くて買えない」現実が逆に救われる思いです。


私がいないと生きて行けない・・・そんな思いを抱かせてくれた老犬介護の日々は、どんな事があっても生き続けなければ!と飼い主に思わせてくれました。


ペットを飼う事の効能は言葉では言い尽くせないほど数限りなくあるのに、飼いたくても飼えない状況の人達も沢山いるのだと、改めて感じています。





















テーマ : 心のつぶやき
ジャンル : 心と身体

大晦日

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老犬さくらの添い寝をしていたピンクのぬいぐるみ、さくらの代わりをしてくれています。


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時々 さくらがいなくなった現実が途方もない寂しさを引き寄せて落ち込みそうになるのですが、留まってはいられない時の流れが、ペットロスにならないよう気持ちを引き上げてくれます。


大晦日の夜10時頃から、近くの神社の初詣にやって来る方達の為の「甘酒作り」に評議委員として出掛けて行きます。


予定では終了時間が元旦の午前2時との事ですが、私は風邪が治り切っていないので、甘酒が出来た時点で帰って来るつもりです。


夕方、夜遅くに出掛ける私を心配して、兄から電話がありました。


風邪を引いてるからといって断るようにと・・・。


生真面目な私は、自治会の評議員の活動を、体調が悪いからと断る事が出来ません。


頑張ればどうにかこなせるような気がするからです。


兄曰く「お前が風邪を引くと回りに迷惑を掛ける事になる、本人は迷惑を掛けていないと思っているかもしれないけれど、迷惑を掛けているんだ!」と怒っていました。


数年前まで夜中や明け方近くに喀血を繰り返し、救急へ乗せてもらった事も過去には何度もありました。


最近は娘が付き添ってくれるし、ここ数ヶ月は抗生剤を変更したので滅多に救急へ行く事はなくなりました。


しつこい咳が残ってしまい、夜中に眠れない事や、痰が喉につかえて息苦しくなる症状は続いていますが、それも慢性的な事で完治する事はありません。


慣れというのは不思議なもので、第三者から見れば「病気の部類」に入る事も、本人や主治医の先生にとっては「取るに足らない事」なのです。


寝込む事も滅多にありません。


さくらがいなくなったせいでしょうか・・・生きている事の意味を考えるようになりました。


老犬さくらの介護をする為に元気でいなければならない。


さくらは私がいなければ生きて行けないのだから・・・そう思っていました。


自棄になっている訳でもなく、ただ漠然と「もういいや」と思ったりするのです。


こんな私でも、自治会の活動で役に立つ事があるのなら、微力ながら協力したいと思うのです。


今夜は長めのコートを着て、首にはネックウオーマー、ホカロンをポケットに入れて、暖かい格好をして出掛けて行きます。


明日、娘はお友達と初詣、一人静かにさくらの思い出に浸りながら過ごす事にします。


皆様、良いお年をお迎え下さいね。


今年1年、本当にお世話になりました。


さくらの介護を見守って下さった方々に、心から感謝致します。



テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

老犬介護と後悔

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さくらがいなくなってから、空を見上げる機会がなくなっていました。


一昨日の夕暮れ時の空模様です。



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その夜のお月様と星の画像です。


冬の夜空に一際光る星がありました。


さくらが星になったのなら、あの輝く星かもしれないと思いながら見上げていました。



さくらがいないクリスマス、これからやって来るお正月・・・気が抜けてしまった飼い主の心。


棺代わりのダンボールの中で、色とりどりの花に囲まれて眠るさくら・・・その姿を写真に撮るのはやめようと娘と話しました。


元気だった頃の姿だけを思い出すように・・・それなのにふとした瞬間に、火葬場の小さな机の上に箱を置いて、最期の別れを交わした時のさくらの顔が浮かんで来て、涙が溢れそうになります。


「今までありがとう、また会おうね」と頭を撫でながら「さようなら」を告げた事。


本当は「ごめんね」をいっぱい言わなければならなかったような気がします。


ある時、風邪を引いて体調が悪かった飼い主は、夜中にムクッと起き出して歩き出そうとしたさくらを、「お願いだから寝ていて」と抱き締めた事がありました。


一生懸命歩く練習をしていたのに、昼夜逆転したさくらの歩行訓練を留めてしまった事が、その後の寝たきりの生活を早める事になってしまった後悔。


何でも好きな物を上げればいいと獣医さんから言われながらも、療法食にこだわって体重の減少を招いたのではいかという後悔。


片方に首が曲がらないように、もっと気を付けてあげれば良かったという後悔。


老化して行くさくらの戸惑いや辛さや切なさや痛みを、理解し切れなかった事の後悔。


「ごめんね」という思いは、いくつもの後悔と共に飼い主の心を寂しい色に塗り替えてしまいました。


どんな看取り方をしても、コレで良かったという思いに辿り着くまで、さくらの事を思い、胸が痛くなるのかもしれません。







テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

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