大晦日

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老犬さくらの添い寝をしていたピンクのぬいぐるみ、さくらの代わりをしてくれています。


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時々 さくらがいなくなった現実が途方もない寂しさを引き寄せて落ち込みそうになるのですが、留まってはいられない時の流れが、ペットロスにならないよう気持ちを引き上げてくれます。


大晦日の夜10時頃から、近くの神社の初詣にやって来る方達の為の「甘酒作り」に評議委員として出掛けて行きます。


予定では終了時間が元旦の午前2時との事ですが、私は風邪が治り切っていないので、甘酒が出来た時点で帰って来るつもりです。


夕方、夜遅くに出掛ける私を心配して、兄から電話がありました。


風邪を引いてるからといって断るようにと・・・。


生真面目な私は、自治会の評議員の活動を、体調が悪いからと断る事が出来ません。


頑張ればどうにかこなせるような気がするからです。


兄曰く「お前が風邪を引くと回りに迷惑を掛ける事になる、本人は迷惑を掛けていないと思っているかもしれないけれど、迷惑を掛けているんだ!」と怒っていました。


数年前まで夜中や明け方近くに喀血を繰り返し、救急へ乗せてもらった事も過去には何度もありました。


最近は娘が付き添ってくれるし、ここ数ヶ月は抗生剤を変更したので滅多に救急へ行く事はなくなりました。


しつこい咳が残ってしまい、夜中に眠れない事や、痰が喉につかえて息苦しくなる症状は続いていますが、それも慢性的な事で完治する事はありません。


慣れというのは不思議なもので、第三者から見れば「病気の部類」に入る事も、本人や主治医の先生にとっては「取るに足らない事」なのです。


寝込む事も滅多にありません。


さくらがいなくなったせいでしょうか・・・生きている事の意味を考えるようになりました。


老犬さくらの介護をする為に元気でいなければならない。


さくらは私がいなければ生きて行けないのだから・・・そう思っていました。


自棄になっている訳でもなく、ただ漠然と「もういいや」と思ったりするのです。


こんな私でも、自治会の活動で役に立つ事があるのなら、微力ながら協力したいと思うのです。


今夜は長めのコートを着て、首にはネックウオーマー、ホカロンをポケットに入れて、暖かい格好をして出掛けて行きます。


明日、娘はお友達と初詣、一人静かにさくらの思い出に浸りながら過ごす事にします。


皆様、良いお年をお迎え下さいね。


今年1年、本当にお世話になりました。


さくらの介護を見守って下さった方々に、心から感謝致します。



テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

老犬介護と後悔

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さくらがいなくなってから、空を見上げる機会がなくなっていました。


一昨日の夕暮れ時の空模様です。



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その夜のお月様と星の画像です。


冬の夜空に一際光る星がありました。


さくらが星になったのなら、あの輝く星かもしれないと思いながら見上げていました。



さくらがいないクリスマス、これからやって来るお正月・・・気が抜けてしまった飼い主の心。


棺代わりのダンボールの中で、色とりどりの花に囲まれて眠るさくら・・・その姿を写真に撮るのはやめようと娘と話しました。


元気だった頃の姿だけを思い出すように・・・それなのにふとした瞬間に、火葬場の小さな机の上に箱を置いて、最期の別れを交わした時のさくらの顔が浮かんで来て、涙が溢れそうになります。


「今までありがとう、また会おうね」と頭を撫でながら「さようなら」を告げた事。


本当は「ごめんね」をいっぱい言わなければならなかったような気がします。


ある時、風邪を引いて体調が悪かった飼い主は、夜中にムクッと起き出して歩き出そうとしたさくらを、「お願いだから寝ていて」と抱き締めた事がありました。


一生懸命歩く練習をしていたのに、昼夜逆転したさくらの歩行訓練を留めてしまった事が、その後の寝たきりの生活を早める事になってしまった後悔。


何でも好きな物を上げればいいと獣医さんから言われながらも、療法食にこだわって体重の減少を招いたのではいかという後悔。


片方に首が曲がらないように、もっと気を付けてあげれば良かったという後悔。


老化して行くさくらの戸惑いや辛さや切なさや痛みを、理解し切れなかった事の後悔。


「ごめんね」という思いは、いくつもの後悔と共に飼い主の心を寂しい色に塗り替えてしまいました。


どんな看取り方をしても、コレで良かったという思いに辿り着くまで、さくらの事を思い、胸が痛くなるのかもしれません。







テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

写真

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お線香の煙が、開けた窓から外に流れて行きます。


さくらが遊びに出掛けた様な気がしました。


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写真の中のさくらは、とても元気で笑っています。


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介護用のベストを着て、歩く練習をしていたね。


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お転婆で、吠える声は甲高くて、猫や他所のワンコが家の前を通るだけで大騒ぎしたよね。


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天国で若い頃のようにポッチャリ太って、走り回っているといいなあ。


趣味=ダイエットって言ってた頃のように・・・。





テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

さくらが遺した物


さくらが亡くなった数日間は、さくらが食べずに残ったフードを動物病院へ持って行ったり、これから老犬介護に突入するかもしれない姉のワンコにペットシーツや洗える2畳用のラグや滑り止め用のマットなどを上げたりしました。


あれもこれもと一気に片付けようと思っていたのですが、娘から「早過ぎる」とクレームが付きました。


気が張っていたのでしょうか・・・今は逆に何も片付けられず、そのままになっています。


犬小屋もさくらのワンコ服も、寝ている時に敷いていた大き目のバスタオルや布団カバーも、綺麗に洗濯したまま置いてあります。



さくらを火葬場に置いて来た翌日、お礼とご報告に行った動物病院の先生に「また飼わない?」と聞かれました。


獣医さんは犬や猫の保護施設に関わっているようで、ペットを亡くした飼い主さんに新しい家族を紹介してくれたりします。


今はとても次のワンコを飼う気持ちになれないので、お断りしました。



さくらが亡くなる前から、私は子供達の事で悩みを抱えていました。


昼夜逆転したさくらの介護で夜中に眠れない日々を過ごした私が、今も尚眠れないのです。


16年も一緒にいたさくらは、この家の中で起こる事を近くで見て来ました。


「もう私の事はいいから、お姉ちゃんとお兄ちゃんの事だけ考えてね」・・・そう思って、さくらは旅立って行ったような気がするのです。


娘はさくらが亡くなった2日後に受けた面接で、仕事が決まりました。


来年の1月から出勤する予定です。


今までショップの雇われ店長だった息子は、自分のショップを持ちたいと動き始めました。


ショップを開く場所も改装しないと使えず、資金繰りも暗礁に乗り上げているというのに、商品の発注だけは済ませているようです。


貯金もないのに、今勤めているショップからのお給料も滞って、貰える目途もないまま12月で辞める事になっているそうです。


心配と不安が駆け巡り、母親として何が出来るかを考え、夜も眠れなくなりました。


「ちょっと待って、もう一度腹を割って話し合おうよ」と今週中に息子を呼び出す事にしました。



さくら、ごめんね。


いなくなって寂しくて堪らないのに、悲しみに浸る余裕もなくて・・・。


涙を流す事さえ出来なくて・・・。


こんな飼い主だけど、気が向いたら天国から見守っていてね。
























テーマ : 心のつぶやき
ジャンル : 心と身体

さくらはいつも心の中に・・・


さくらがいなくなっても、飼い主の心の中にはいつもさくらが存在しています。


このブログはこのまま続けようと思います。


ブログを通じて出来た縁を、これからも大切に紡いで行けたら幸いです。



老犬さくらが痩せこけて、骨と皮だけになっても頑張って生きようとしたさくらの生命力に、寿命を全うする事の大切さを学びました。


この子は去年の5月に亡くなった実家の母ではないと思いながらも、老いて行く姿がどこか似ていた為に、心の奥で母の姿とダブらせていました。


母のようにひとりぼっちで寂しい思いはさせない。


同じ部屋で寄り添って、最期まで介護し続けようと思いました。


母に出来なかった介護のやり残しを、さくらで消化し尽くしたいという思いがありました。


そして、さくらの介護生活は、その思いを見事に叶えてくれるものでした。


さくらに伝える言葉は、毎日「ありがとう」という言葉です。



朝目覚めると、さくらの写真の前で手を合わせ、お水を替えてからお線香を上げて話し掛けます。


出掛ける時は「行って来るね」、帰宅すると「今帰ったよ」。


老犬さくらに留守番させていた頃と同じ言葉です。



今日も自治会のデイサービスのお手伝いから戻って来た時、「さくら~、大丈夫かな?」と声を掛けてしまいました。


リビングの真ん中に寝ていたはずのさくら、「さくらはもういないんだ」と寂しくなりました。



頑張って生きてくれたさくら、最期の方は対処の仕方が分からなくて悩みながら介護していた飼い主、そのどちらも限界だったような気がします。


老犬介護を経験して、「ありがとう」と「ごめんね」は紙一重なのだと知りました。



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今年は台風で枝が倒れ、咲かないままで終った「皇帝ダリア」・・・思い切って根っこごと抜いてしまいました。


狭くて小さな庭に皇帝ダリアは大き過ぎました。


さくらがおトイレに使っていた庭の隅っこで、太く成長した根っこが、家の壁すれすれの所まで伸びていました。


鋸で小さく切りながら、これからは根が張らない、高くならない、分相応な草花だけを愛でる事に決めました。


さくらのおトイレ、春になったら球根の花が咲く予定です。















テーマ : ペットの健康・病気・怪我
ジャンル : ペット

感謝

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さくらが虹の橋を渡った日のブログにコメントを下さった方々、ありがとうございます。


さくらの老犬介護を見守って下さっていた事が分かり、心から感謝致します。


コメントを下さった方の中には、このFC2ブログの存在を教えてくれたとても懐かしい心の友もいらっしゃいました。


お元気で暮らしているだろうかと気に掛けていたので、さくらがもう一度引き合わせてくれたのだと胸が熱くなりました。


分からない事だらけだった老犬介護の日々を、いろんなアドバイスや励ましのコメントで支えて下さった皆様に、「ありがとう」という感謝の気持ちでいっぱいです。


コメントの優しい言葉のひとつひとつが、さくらを失って寂しくなった心の中に染み入るように落ちて行きました。



1年3ヶ月、寄り添う事だけしか出来ませんでした。


今年の冬を通り越した辺りから、猛スピードで進行して行った老化を止める術さえ分かりませんでした。


点滴などの延命治療はしないと決めて、自然のままにと介護して来ましたが、過ぎ去ったあの時に栄養補助の点滴をしていたら、あんなに痩せこける事はなかったのではないか・・・。


下痢が続いて、体力が消耗して行ったあの時は肛門から出血する事もあり、下痢をするたびにお腹が痛かったようで飼い主の指を思わず噛んだ事がありました。


オシッコが出なくなったあの時、容態を話しに行くだけではなく、さくらを診て貰っていたらどうにかなったのではないか・・・。


「そのうち出るよ」の獣医さんの言葉通り、亡くなる寸前にとめどなくオシッコが溢れ出て、そのまま息を引き取りました。


出た瞬間は「オシッコが出て良かったねえ、偉かったねえ」と頭を撫でて上げました。


まさかこのまま息絶えてしまうとは思いもしなかった飼い主です。


さくらは一生懸命生きてくれましたが、本当は辛かったり切なかった日が多かったのではないか・・・。


最期の時に「もういいよ、頑張らなくてもいいよ」と思わず言葉にしてしまいました。



「華やかに送って上げるといいよ」という姉達の心遣いで、棺の中のさくらを色とりどりのバラの花で飾って上げる事が出来ました。


虹の橋でファッションショーが出来るようにと、飼い主のお気に入りのワンコ服も入れて上げました。


さくらはワンコ服など嫌いだったので、着てくれるかどうか分かりませんが・・・。


市の小動物用の受付で、最期にお線香を上げさせてくれました。


とてもとても可愛くて、優しいお顔をしてました。



いつも無料で診察して下さった動物病院にも、お礼とご報告に行って来ました。


さくらが食べなかった子犬用のミルクやシニア用のフードと療法食、欲しい方がいたら差し上げて下さいと病院に置いて来ました。


ペットシーツや紙オムツも犬を飼っている姉達に譲り、さくらの物を少しずつ片付け始めました。



毎晩添い寝をしていたので、夜になってさくらの顔が見えない事、朝起きてさくらが隣にいない事、その現実が今はとても寂しいです。


それなのに込み上げてくる寂しさで言葉が詰まる時があるのに、涙が流れないのです。


ポロポロと涙を流し、時に早く火葬してしまった私を感情的に責める娘を横目に、何もなかったように淡々と日常を送っています。


可愛かったさくら、お転婆だったさくら、心の中に留めておくからね、ずっとず~っと忘れないからね。


膝枕で寝るのが好きだったさくら、日向ぼっこをしている内に肩にもたれて寝てしまったさくら、ふとした瞬間にさくらの事を思い出しています。


さくら、またいつか会えるよね。


私が虹の橋へ行ったら、すぐに見付けて駆け寄って来てね。


その時は思い切り抱き締めて上げるね・・・でも絶対に噛まないでね。















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ジャンル : ペット

さよなら、さくら。

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12月3日 午後1時10分 さくら 虹の橋を渡る為に旅立ちました。


16歳1ヶ月 痩せこけた体ですごく頑張ってくれました。


最期は娘の腕に抱かれ、次は私の腕の中で、眠るように逝きました。


その瞬間、3日間出なかったオシッコが溢れるように出て来て、ペットシーツの上に水溜りが出来るほどでした。



動物病院から処方された胃腸薬を飲ませたら、水を飲むたびに、ご飯を食べるたびに軟便が出るようになりました。


下痢など経験した事がないさくら、整腸剤なので飲むのを止めれば治るとの事でしたが、亡くなる少し前まで続きました。


食欲がなかったので、くず粉をお湯で溶いた物を誤嚥防止用のシリンジで与えていましたが、食べる量はごく僅かで、命の灯が消える日が近い事を知りました。


さくらが亡くなった時、娘の腕に抱かれ、首が突然ガクンと落ちました。


すぐに私の腕に抱かれ、何かを言いたそうに口を開けて、手を握るとまだ反応がありました。


娘も私も本当にさくらが亡くなってしまったのか、まだ生きているのではないかと思うほど静かな旅立ちでした。



今は以前から用意してあったダンボールの中で、いつものように暖かなマットの上で横たわっています。


昨日 動物病院へ下痢の事で相談に行った時、綺麗な棺桶があると獣医さんが話してくれたのですが、今日は病院の休診日、ダンボールで良しとしました。


明日、市の小動物用の火葬場に連れて行きます。



さくら、今までありがとう。


安らかに眠ってくださいね。


そして いつかまた会いましょう。


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今日は元気だった頃の写真を載せるね。









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